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六本木に「スティックピザ」専門店-餅を使った新食感のピザ開発

包み紙に入っており、手で持って食べられる

包み紙に入っており、手で持って食べられる

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 東京ミッドタウン近くに6月19日、手に持って気軽に食べられる「スティックピザ」の専門店「EU食堂」(港区六本木7、TEL 03-6804-6215)がオープンした。

中には餅などの具材が。

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 姫路市のイタリア料理店「パードレ・マードレ」で経験を積んできた料理人たちが、ピザ生地で具材を包んだ約20センチの「スティックピザ」を開発。その専門店として出店した。店長の森田総司さんは「包み焼きピザのカルツォーネをもっと食べやすくするというコンセプトで考えた。包み焼きにするとどうしても生地が水分を吸ってしまうので、粉の配合や厚さを工夫し、具材として餅を使うことで皮のパリっとした食感と具のもちもちとした食感を両方楽しんでもらえるようにした」と話す。

 スティックピザのメニューは「ベーコン&コーン」(180円)、「アラビアータ」(270円)、「10種のスパイスカレー」(160円)などのほか、「チョコバナナ」(230円)、「抹茶あんこ」(260円)などの甘い具材を包んだ「ドルチェ」も用意する。気軽に持ち歩けることから、1階は厨房(ちゅうぼう)とカウンター席だけにしてテークアウト需要に対応。「すいていれば2、3分で提供できる」という。

 店内で食べられるランチは、いずれも一皿に盛り放題のタパス(10種、日替わり)が付くスティックピザ2本のセット(850円)、パスタセット(1,080円)など。ディナーは「生ハムの盛り合わせ」(920円)、タパス(300円)、「宮崎産黒毛和牛のタリアータ」(1,870円)、パスタ(720円~)、ピザ(580円~)などの食事とグラスワイン(480円)、ボトルワイン(2,200円~)、ビール(450円)、グラッパ(520円)などのドリンクを提供する。

 森田さんは「何よりも食事を楽しんでもらいたい。味はもちろん、見た目や空間も大事だし、今までにない新しいものや珍しいものを食べるというのも楽しいこと。六本木はそんな新しいものに敏感で積極的に楽しんでもらえる場所だと思う。ランチもタパスを日替わりにすることで、いつ来てもメニューを楽しみにしてもらえるようにした。EU食堂という名の通り、ヨーロッパの食べ物や文化を日本の食堂のようにカジュアルに楽しんでもらえれば」とも。

 営業時間は11時~23時。

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