六本木ヒルズ・アリーナ(港区六本木6)で9月4日~15日の12日間、ベルギービールの祭典「ベルギービールウィークエンド東京2014」が開催される。主催は、日本のベルギービール正規輸入会社4社を中心とした実行委員会。
ベルギーの首都ブリュッセルにある世界遺産「グランプラス広場」で毎年9月に開催される同祭典。日本では2010年に六本木で始まり今年で5年目。年々、開催都市を増やすなど規模を拡大し、昨年は東京、大阪、名古屋、横浜、福岡の5都市で開催し、延べ37日間で約14万人が来場した。今年は開催都市に仙台を加え、それぞれ開催期間も延長、延べ47日間で16万人の来場をみ込むという。六本木での開催も昨年の11日から1日延長し12日間となる。
ビールは初登場30種を含む全99種類で、東京ではそのうち64種類を提供。購入はチケット制で、3~5枚のコインと交換で専用グラスに好みのビールついでを提供。コイン3枚(630円相当)と交換できるビールが半数以上を占める。例年同様、特徴を10タイプに分類し、色分けして目的のビールを探しやすいよう配慮する。
会場には、フライドポテトを専門に売る屋台「フリットコット」も登場。ベルギーで「フリッツ」と呼ばれるフライドポテトは一節によるとベルギー発祥の食べ物で、17世紀にベルギー南部で生まれたとされる。ベルギーでは広くフリッツが食べられ、国内に約5000あるといわれる「フリットコット」は無形文化遺産にも登録されている。他にソーセージやムール貝、ワッフルなどのベルギー料理も提供する。
期間中、ステージではベルギーを代表するロックバンド「ARSENAL(アーセナル)」などのアーティストが日替わりでパフォーマンスを繰り広げる。タイムスケジュールはホームページで確認できる。
料金は、オリジナルグラスと飲食チケット11枚のスターターセット=3,100円、追加コイン5枚=1,050円。開催時間は16時~22時(土曜・日曜・祝日は11時~)。入場無料。