六本木ヒルズ(港区六本木6)で11月8・9日、農イベント「東京ハーヴェスト2014」が開催される。主催は、オイシックス、カフェ・カンパニー、東の食の会らで成る東京ハーヴェスト実行委員会。
各地から集まった秋の収穫物を共に楽しみ、日本の食文化を支える生産者への感謝の気持ちを再発見するために企画され、昨年は約3万人が来場。2回目となる今年は、レンコンやシイタケの収穫体験ができる農場をはじめ、新米や色とりどりの新鮮な秋野菜がそろう全12店のマルシェが出店。クモは田んぼの害虫を食べてくれる「稲の守り神」と呼ばれ、かかしは鳥などの害獣を追い払う役割があることから、田や畑を守るモチーフとして、47体のかかしとワラで作られた巨大なクモのオブジェも出現する。
農林水産副大臣のあべ敏子さんを招いてのオープニングセレモニーでは、「オープニング大根抜き」を開催。そのほか、著名シェフや小泉復興大臣政務官が登壇する「東北食材の鍋レシピコンテスト」や、くまモンが参加する「みのりんぴっく」、菊乃井の主人・村田吉弘さんによる「出汁(だし)教室」、リバースプロジェクト代表の伊勢谷友介さんによる野菜や包丁を使ったパフォーマンス「ツカイキル」、Ann SallyさんとSaigenjiさんらによる「TOKYO HARVEST LIVE」などを予定する。
六本木ヒルズの飲食店9店舗では、東京ハーヴェストに参加する生産者の食材を使ったスペシャルメニューも用意する(21日まで)。
「漁師さんへの感謝を込めて参加者が描く『大漁旗アート』や、農家さんへの感謝を伝える『かかしアート』などのコーナーに参加すると、感謝の気持ちを再発見することができるはず」と広報担当者。
開催時間は11時~19時(9日は18時まで)。