六本木ヒルズ(港区六本木6)のGoogleオフィス東京で10月3日、トークイベント「『あたらしい移住』~脱東京 福岡行~スペシャルナイト」が行われた。主催は「福岡移住計画」。
「福岡移住計画」は、福岡市に移住したいという人をサポートするため、Iターンによる移住者とその移住者を実際にサポートした人同士が、イベントなどさまざまなプロジェクトを計画し実行する民間任意団体。福岡市内外問わず、人と人、人と企業、企業と企業の結び付きを強めるための活動を行っている。
今回のイベントでは、「あたらしい働き方は始まっている」をテーマにゲストが移住についてトークを繰り広げた。メーンスピーカーを務めたのは、移住をテーマにした著書「脱東京」を出版する、実業家の本田直之さん。「昔は東京に疲れたという人が田舎に移住していたが、今は人脈やスキルなどを身に付けた人がライフスタイルの一つとして地方に移住している」と本田さん。
ゲストには、福岡市企業誘致課の山下龍二郎さん、情報サイト「ライフハッカー」編集長の米田智彦さん、クラウドソーシングサービスを運営するランサーズ取締役の足立和久さん、リノベーションの実践技術を学べるリノベーションスクール副代表の遠矢弘毅さんらが登場し、福岡の魅力や移住についての考え方などについて披露した。
同イベントに参加した、福岡に移住を考えているという30代の女性は「福岡に移住を考えていたが正直不安だった。移住について前向きになれた」と話す。
イベント終了後には、参加者とゲストが名刺交換を行うなどして交流会も行われた。