東麻布で加工食品の企画・製造・販売を営むビーンズ(港区東麻布2、TEL 03-5843-5928)が11月11日、天然ダシと有機・無農薬野菜で手作りしたベビーフード「Baby Organic」の販売をスタートした。
プロデュースした長谷川真吾さんは、大手食品メーカーと世界初の技術を持つ食品加工メーカーに勤め、産地への買い付けから加工、技術開発、マーケティング、商品化、営業、店舗での販売まで経験した経歴を持つ。街にあふれる食に対する疑問が生まれ、「自分の大切な人に、普段食べさせたいと思えるものを作りたい」との思いから同社を立ち上げ、健康や美容によく、おいしさにこだわった食品の開発・販売、グルテンフリー・ビーガン・アレルギーといった食材にこだわる人もおいしく楽しめる食品普及に力を入れている。
長谷川さんは一児の父。同ベビーフードは、「一般的に売られているものはスーパーで売れないようなB級やC級といわれる野菜や、カツオや昆布の大量生産された質の低いエキスでできていると知っていたため、本当に自分の子どもに食べさせたいベビーフードを作った」という。
種類は「Ojiya Carrots & Onions」「Ojiya Green Vegetables」「Jelly Carrots」(以上540円)の3種。月齢6カ月~15カ月の幅広い月齢の赤ちゃんが食べられるよう、米や具材はほどよい柔らかさと大きさに仕上げた。味付けは「枕崎産・かつお節」と「北海道産・昆布」で取ったダシのみ。専属農家の加瀬さんが25年以上にわたって丹念に育ててきた「ウィンテージの土」で作る有機・無農薬の野菜を使って、栄養士や医師の監修の下、レシピを開発した。アレルギー7品目不使用。インターネットで購入できる。