六本木ヒルズのヒルズ カフェ/スペース(港区六本木6)で12月28日から、村上隆さんの代表作「お花」で店内を装飾した「村上隆のお花カフェ」が開催される。
現代美術アーティストの村上さんは2005年に六本木ヒルズのイメージキャラクター「ロクロク星人」をデザインするなど同施設と関わりが深く、現在は森美術館で日本では14年ぶりとなる個展「村上隆の五百羅漢図展」を開催している。
「お花」は村上さんの代表的なキャラクターの一つで、花の中央に笑顔がついたデザインのもの。ルイ・ヴィトンとのコラボレーション作品にモチーフとして使用しているほか、歌手・ゆずのアルバムジャケットなどにも用いられている。
同カフェは床、壁一面にこの「お花」をあしらい、さらにテーブル、椅子なども「お花」のキャラクターがデザインされたものを採用、天井からは「ロクロク星人」のバルーンをつり下げ、村上さんの作品で店内全体を埋め尽くすという。
特別メニューとして、お花のラテアートを施した「お花ラテ」(650円)、オムライスのまわりをビーツのソースとハムで飾った「お花オムライス」(1,200円)、同じくお花をかたどった「お花ムース」や「お花ロール」(以上700円)などを提供する。店内のショップではロクロク星人やお花のグッズも販売する。
来年1月1日からはウェストウォーク3階のA/Dギャラリーで「お花」をモチーフにしたソファや直径2メートルのフラワーボールを展示・販売する「村上隆のOHANA-OHANA-OHANA」も開催する。
営業時間は11時~23時。28日は同カフェにロクロク星人が登場。同1日には、展覧会とカフェ両方を利用した先着500人にロクロク星人のマグネットを進呈する。