六本木5丁目に誕生する「スヌーピーミュージアム」の開館日が4月23日に決まり、同日からオープン記念展「愛(いと)しのピーナッツ。」が開催される。ソニー・クリエイティブプロダクツ(千代田区)が発表した。
2013年10月12日から翌年1月5日にかけて六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーで開催された「スヌーピー展 しあわせは、きみをもっと知ること。」の成功をきっかけに、世界初のオフィシャル・サテライトとしてオープンする同館。オープン記念展「愛しのピーナッツ。」最大の見どころは、作者チャールズ M. シュルツの夫人、ジーン・シュルツさんが愛する原画の数々だという。
1985年のバレンタインデーに夫から贈られたというプレゼントは、モノクロームの原画に彩色を施し、赤いハートとメッセージが添えられており、世界初の公開となる。そのほか、各界の熱心なファンがそれぞれの「ピーナッツ愛」を披露する特別な展示を予定。「ピーナッツ」以前に描かれた初期のコミック「リル・フォークス」の原画や、ヴィンス・ガラルディの音楽でおなじみのアニメーション、貴重なビンテージグッズや未発表のスケッチなど、世界初公開を含む作品や資料など約150点を展示する。
館内には「世界中でここにしかない」をキーワードに開発されたオリジナル商品を多数取りそろえるミュージアムショップ「BROWN'S STORE」や、「ピーナッツ」にちなんだフードやドリンクを提供する「Cafe Blanket」も同時にオープンする。
同館は2018年9月までの期間限定での開館を予定し、6カ月ごとに異なるテーマの展覧会を実施。ギャラリーではチャールズ M. シュルツ美術館が所蔵する原画をはじめ、全ての作品を入れ替えて展示し、ショップのグッズやカフェのメニューも展覧会ごとにリニューアルする予定だという。
開館時間は10時~20時(入場は19時30分まで)。入館料は、一般=1,800円(当日券2,000円)、大学生=1,200(同1,400円)中学・高校生=800円(同1,000円)、4歳~小学生=400円(同600円)。日時指定の前売り券は2月1日からローソンチケットで抽選販売し、当日券は前売り券の販売状況に余裕がある場合ミュージアムで販売する。「愛しのピーナッツ。」は9月25日まで。