六本木ヒルズ展望台東京シティービュー(港区六本木6)で7月7日から、「ジブリの大博覧会~ナウシカから最新作『レッドタートル』まで~」が開催される。
1985(昭和60)年に設立されたスタジオジブリの30年余りの歩みを、広告宣伝物を中心に、制作資料、企画書などで振り返る同展。スタジオ設立の前年に制作した「風の中のナウシカ」を含む数々の作品のポスターやグッズなどを展示するほか、「となりのトトロ」に登場する「ネコバス」なども展示する。
展示の最初の見どころは「ポスタールーム」で、「もう世界に一枚しか残っていないはず」(担当者)という貴重な「風の谷のナウシカ」の公開当時のポスターをはじめ、各作品のポスターを原画やスケッチ、セル画とともに展示する。中には、関係者だけに配布された「我等マンマユート団」のポスターなど一般には公開されていないものも。
「ジブリの倉庫」は販売促進のためなどに制作したさまざまなグッズやDVDなどを展示。Tシャツやフィギュア、うちわ、ぬいぐるみをはじめ、食器など変わったグッズや、最初期に作られたトトロのぬいぐるみなど珍しい物も。
フォトロケ「ネコバス」は実際に中に入って座ることもできる巨大なぬいぐるみの「ネコバス」を設置したスポット。「空飛ぶ機械達」展は、「空への憧れ」を表現した初公開の特別企画で、アニメに登場したさまざまな「空飛ぶ機械」をパネルなどで展示し、中心には「天空のラピュタ」の冒頭に登場する飛行船が動いている。
隣接する「Museum Cafe & Restaurant THE SUN & THE MOON」では、ジブリ作品をイメージし、シェフが考案したオリジナルメニューを提供。メニューは、「天空のラピュタ」に登場する目玉焼きトーストをイメージしたクロックマダム「目玉焼きトースト&肉団子のスープ」(1,080円)、「となりのトトロ」と「千と千尋の神隠し」に登場する「ススワタリ」をイメージした「まっくろバーガー」(1,380円)など。
開催時間は10時~22時。入場料は一般=1,800円など。9月11日まで。