六本木経済新聞の2017年上半期のPV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、東京タワー(港区芝公園4)で3Dアート展を開催していることを報じた記事だった。
これは、4月28日から5月7日まで、東京タワーのフットタウン地下1階タワーホールで開催された「トリックふしぎアート展in東京タワー」の記事で、日本を代表する3Dアート作家・服部正志さんの作品を展示。絵の前で寝転がることで力士に押しつぶされそうな状態を体感できる「はたきこみ」などの作品が展示されていた。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1.東京タワーで3Dアート展 壁と床を使った立体感のある世界を体感(4/28)
2.六本木にクラブとショークラブを融合した施設「party on tokyo」(2/24)
3.麻布十番に「DEAN & DELUCA」 地域密着型の店舗目指す(4/7)
4.六本木で「サザエBOT」中の人による展覧会 展示内容は極秘(5/16)
5.六本木ヒルズで大規模「マーベル展」 日本初・巨大アイアンマン像も(4/12)
6.六本木・スヌーピーミュージアム1周年 記念メニューや世界初ぬいぐるみなど(4/18)
7.麻布十番に「空中ヨガ」スタジオ 元「シェイプUPガールズ」中島史恵さんが開業(1/6)
8.東京タワーに「天の川」 19万7000個のイルミネーションが点灯(6/3)
9.ミッドタウンで屋外ヨガイベント 富士山モニュメントの麓で朝夜開催(4/26)
10.六本木に期間限定フィンランドレストラン 独立100周年の年に(5/15)
2位にランクインしたのは、2月9日にクラブとショークラブを融合した施設「party on tokyo」(港区六本木3)がオープンしたことを報じた記事。同店は「パーティーが朝まで続く」をコンセプトに、ニューヨークやロンドン、ラスベガスなどにある、クラブとショーとラウンジを合わせた施設「box disco」の形態を採用した。130坪の店内にはプールやベッドなどを設置している。
3位は、カフェチェーン「DEAN & DELUCA カフェ麻布十番」(港区麻布十番2)がオープンしたことを報じた記事がランクイン。同店は、米ニューヨーク州で食料品チェーン店として誕生し、2003年に国内1号店となる丸の内店(千代田区)を構えて以降、セレクトショップやカフェなどを全国に展開してきた。麻布十番店ではゆったりくつろげるようにテーブル席を、一人客でも楽しめるようにスタンド席を設け、交流がしやすくなっているという。
そのほか、「サザエBOT」中の人による展覧会や「マーベル展」など、普段から多くアート展が開催されている六本木らしいニュースがランクイン。最近では六本木の人気スポットとなりつつあるスヌーピーミュージアムや、ここ数年増加傾向が見られるヨガ施設・ヨガイベントなどのニュースも読まれ、若い世代の人や女性読者からも関心を引いたようだ。