東京タワー(港区芝公園4)のライトアップが7月7日の夜から夏バージョンに切り替わる。
東京タワーは年に2回ライトアップの色味を変えており、夏にはシルバーライトの電球「メタルハライドランプ」を使った白が基調のライトアップとなる。
東京タワーの定番ライトアップ「ランドマークライト」は、温かみのある濃いオレンジ色の「冬バージョン」と、涼しげな印象の白色を基調にした「夏バージョン」の2パターンを設定。年に2回(7月と10月)、手作業で各バージョンの専用電球に交換し、季節に応じたライトアップを点灯している。
夏のライトアップは「メタルハライドランプ」と呼ばれるシルバーに輝く電球を使う。電球数は、デジタルアンテナ部分から塔脚部まで合計180灯。環境省による「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」に協力し、20時~22時の間は消灯の予定。
東京タワー総合メディア課の澤田健さんは「涼しげな夏バージョンのランドマークライトはオレンジ色の冬バージョンに比べて点灯期間も短く、貴重」と話す。「現在、大展望台1階で実施中の『天の川イルミネーション』とあわせて楽しんでもらいたい」とも。
雨天・荒天の場合は切り替え日を今月10日に延期。 夏バージョンのライトアップは10月2日までを予定する。