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都立中央図書館にカフェ「有栖川珈琲」 ドイツ発のコーヒーや焼き菓子提供

テラス席を設置

テラス席を設置

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 都立中央図書館(港区南麻布5、TEL 03-3442-8451)1階に先月、カフェ「有栖川珈琲(コーヒー)」がオープンした。店舗面積は66.6平方メートル、席数は20席。

同店が提供する「クラプフェン」(左)と「ツッカーブレッツェル」

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 昨年12月20日にオープンした同店。同スペースはかつて同館の「休息コーナー」として開放していたといい、2015年7月に初めてカフェを設置したが、2017年3月に業者撤退のため営業を休止。今回、ドイツやオーストリア料理を提供する業者が入ることとなった。

 同店ではドイツやオーストリアで人気というエスプレッソ式のコーヒーを提供する。メニューにはスタンダードなコーヒーである「シュバルツァー」(300円)やミルクと泡ミルクを上にのせた「メランジェ」(380円)、生クリームを上にのせた「アインシュペナー」(420円)などがある。ドイツのりんごジュース「アプフェルザフト」、「ニワトコ」の花のシロップから作った、すっきりした味わいが特徴という「ホルンダー」(以上500円)などのソフトドリンクも用意。チョコレートをかけた「ショコブレッツェル」やシナモンシュガーをかけた「ツッカーブレッツェル」(以上250円)、チョコレートクリームを間に挟んだ「クラプフェン」(300円)といったドイツ発祥の焼き菓子も提供する。

 同店責任者の吉田明俊さんは「ドイツのコーヒーをオリジナルでブレンドして提供しており、濃いめの味が特徴」と話す。「実はドイツやオーストリアにも、イタリアやシアトルと同じくらい根付いているカフェ文化がある。日本ではあまり知られていないので、図書館の落ち着いた雰囲気と共に一度味わっていただければ」とも。

 営業時間は10時~19時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。定休日は図書館に準じる。

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