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六本木のカラオケバーが15周年 ビットコインでの支払いも可能に

カウンター席からはミッドタウンのイルミネーションも

カウンター席からはミッドタウンのイルミネーションも

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 六本木のカラオケバー「ROSSO」(港区六本木7、TEL 03-5474-1103)が昨年12月、オープンから15年を迎えた。

定期的にたこ焼きパーティーを開催

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 2002年にオープンした同店。店主の角田さんは、元々自動車ディーラーに勤めていた「脱サラ」組。若い頃から仲間と酒の場で「わいわい」することが好きだったといい、学生時代の友人やかつての同僚などが気軽に足を運べて客にとって居心地が良い場所となる店を作りたかったという。

 オープン当初の店の様子について角田さんは「店前は防衛庁(当時)の跡地で原っぱが広がっており、今のようにミッドタウンができるとは思わなかった。最初は友人や知人を中心としたお客さまが多く足を運んできてくれた」と振り返る。2003年に六本木ヒルズが開業すると客層も一変。「結婚式の2次会利用などで利用する若者層が増え、カラオケなどで楽しんでいた」という。

 15年間経営を続ける中で、店が傾きかけたこともあったという。「客足がもっともピークだったのは2006年ごろ。2008年のリーマン・ショック直後や2009年の東日本大震災直後は客足が途絶えることもあったが、オープン当初から利用している人たちのおかげもあって続けられている」

 同店では、生ビール(700円)のほか各種アルコールを提供する。パスタ(900円~)やピザ(1,200円~)などのつまみ類も用意。メニュー表には「サッパリしたい方」や「二日酔いの方」など特徴ごとに酒を分けて表記し、酒に詳しくない人でも選びやすくしているという。

 今後については「お客さまが利用しやすいシステムをどんどん導入していきたい。これまでにもビットコインでの支払いも可能にし、たこ焼き台を設置してパーティーも定期的に開いてきた。利用する人にとって思い出に残る店として長く続けたい」と話す。

 営業時間は20時~翌5時。日曜定休。チャージ料金は2,000円。サービス料は10%。

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