東京ミッドタウンに洋菓子店「KINEEL(キニール)」港区赤坂9、TEL 03-6721-1722)が8月6日、オープンした。
和菓子店「京菓子處(どころ) 鼓月」(京都市)が、初のカフェ業態店としてオープンした同店。京都の自社工房で作った焼き菓子や四季によってメニューが変わる「姫ケーキ」などを提供する。関東圏内に横浜・日本橋の洋菓子2店舗を構えていたが、テークアウトはもちろんイートインでも味わってもらいたいという思いから、同店をカフェ併設店とした。
ケーキのラインアップは9種類。愛媛県の「城川和栗」のペーストを使った「和栗のモンブラン」(519円)や京都の水尾で作られたユズを使った「柚子(ゆず)ブール」、チョコスポンジとフランボワーズムース、フランスのブランデー「カミュ」を使った「ショコラフランボワ」(以上、432円)などをそろえる。カフェスペースではケーキ2種とドリンクが1杯選べる「ケーキセット」(1,760円)を用意した。
パティシエの井上潤一さんは「看板商品の『ルフル』(1,296円=8個)も販売している。『姫ケーキ』は四季の移り変わりを意識して作っている。二口で食べられるので、数個選んで食べてもらえる」と話す。「店名はお客さまのお気に入り(=キニール)になれるようにとの願いを込めて名付けた。お土産や自分へのご褒美として、ぜひお客さまのお気に入りを見つけてもらえたら」とも。
現在の営業時間は11時~20時。