六本木にシェアオフィスやコワーキングスペースなどを設けた複合ビル(港区六本木7、TEL 0120-974-669)が9月1日、オープンした。運営は「リージャスジャパン」(新宿区)。
ビル1棟が全てシェアオフィス、コワーキングスペースの「SPACES」。「出会いをビジネスの原動力にする」をコンセプトに、2016(平成28)年に名古屋に1号店を開業以降、全国に展開を続ける。
建物は地上9階から成り、24時間使用可能なレンタルオフィス、コワーキングスペース、イベントスペース、ミーティングルームを備える。2階には自社で運営するカフェを用意。「キャラメルラテ」や6種類から選べる「フレーバーソーダ」(以上、450円)など28種類のドリンクをそろえる。屋上にはリフレッシュスペースとして屋上庭園「天空のオアシス」を備えた。
同社マーケティングディレクターの山崎政彦さんは「リフレッシュスペースをいくつか設け、屋上庭園のほかにも小規模ミーティングや休憩スペースのガーデンを設けた。コミュニティーマネジャーも常駐し、企業同士の連携やデリバリーの手配などもできる」と話す。「コロナ禍で在宅勤務が多い中、家で仕事をすることに対して不便を感じる人も多い。一度見学に来て、一味違うワークスタイルを体験してみてほしい。会員さまには自分のお気に入りのワークスペースを見つけてもらえれば」とも。
利用料金は、月5回=2万1,890円~、月10回=3万2,890円~、無制限=5万1,590円。コワーキングスペースは座席予約制で月額11万9,764円~、1~2人用のレンタル個室オフィスは同20万円台~(いずれも会員制)。コミュニティーマネジャーの常駐時間は平日8時30分~18時。カフェの営業時間は9時~18時、土曜・日曜・祝日定休。