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南麻布に環境配慮型オフィスビル 生ごみを肥料活用する屋上菜園付き

「SNUG MINAMI-AZABU」外観(イメージ)

「SNUG MINAMI-AZABU」外観(イメージ)

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 オフィスビル「SNUG MINAMI-AZABU(スナッグ ミナミアザブ)」(港区南麻布2、TEL 03-6804-3944)が5月1日、麻布十番にオープンした。

「SNUG MINAMI-AZABU」エントランス(イメージ)

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 「麻布十番駅」と「白金高輪駅」の間に位置する同ビル。1991(平成3)年築の鉄筋コンクリート造7階建ての建物をリノベーションした。延床面積は2115.85平方メートル。区画は30。約10平方メートルから230平方メートルの区画には、コミュニティーラウンジやミーティングルーム、フォンブースのほか、入居者が利用できる屋上菜園も用意した。

 入居者が都心で野菜造りが楽しめる屋上菜園では、オフィスや店舗内で排出された生ごみを肥料として活用。1階のベーカリーショップ「B2(ビースクエアード)」では、収穫した野菜の一部を利用したパンを製造・販売を予定だ(6月~)。施設内の使用電力は、三井物産が提供するクリーン電力へ順次切り替え、CO2排出量を大幅に削減していく方針という。

 企画部スタッフの井上陽平さんは「入居者が自然なかたちで環境意識を高め、サステナブルな取り組みに関わっていくオフィスを運営したい。社内・家族間でのコミュニケーション促進、環境への配慮のきっかけになれば」と話す。「将来的には周辺住民のコンポストを持ち寄ってもらう仕組みを構築、地域循環の輪を目指していく」とも。

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