期間限定展覧会「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」が現在、六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」(港区六本木6)で開催されている。
エントランス「天空の水木しげるロード」 © 水木プロダクション
漫画家・水木しげるさんの生誕100周年を記念して開く同展。期間中、水木さんの手がけた原画や書籍の展示、コラボカフェやオリジナルグッズの販売を行う。
展覧会は、さまざまな妖怪の名を記したちょうちんやブロンズ像が並ぶエントランス「天空の水木しげるロード」から、水木さんが所蔵した妖怪関連書籍や、晩年まで千点近い日本の妖怪を描いた水木さんの妖怪画の創作方法を紹介する「水木しげるの妖怪工房」、原画展示「水木しげるの百鬼夜行」などのブースを用意する。
カフェ「妖怪の森Cafe」では、「鬼太郎」で描かれた「7年に一度の深大寺(じんだいじ)のすき焼きパーティー」をイメージした「深大寺のすき焼きパーティー定食」(1,600円)、「カッパ」が住む川辺をドリンクにした「河童の抹茶スムージー」(1,050円)のほか、8月5日までは沖縄の妖怪・キジムナーをモチーフにした「キジムナーのマンゴーかき氷」(1,380円)、8月6日以降は「小豆洗い」が川で小豆を洗っている様子を模した「小豆洗いのたらいショートケーキ」(1,350円)など期間限定フードメニューをそろえる。
企画担当者の風間美希さんは「水木しげるさんが描いた100点以上の妖怪画や所蔵していた関係資料、AR空間に妖怪が出現する体験型展示、コラボカフェなどを通じ、お子さまから大人の方まで妖怪を身近に感じていただける」と話す。
開催時間は10時~22時。入場料は、一般=前売り1,900円・当日2,200円、シニア(65歳以上)=同1,300円・同1,600円、高校・大学生=同1,300円・同1,600円、4歳~中学生=同700円・同1,000円、4歳未満無料。9月4日まで。