麻布十番の「きみちゃんチャリティー」が累計1,000万円に

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麻布十番のチャリティー募金「きみちゃんのチャリティー」による寄付金が4月、累計1,000万円に達した。同チャリティーは1989年2月、彫刻家・佐々木至さんにより麻布十番商店街内の広場「パティオ十番」に建てられたブロンズ像「きみちゃん」の足元に18円が置かれていたことをきっかけに始まったもの。「きみちゃん」は、童謡「赤い靴」に登場する少女のモデルで、1923年まで麻布永坂にあった孤児院で結核により9歳で亡くなった「岩崎きみさん」の慰霊碑として建てられ、現在足元には募金箱が設けられている。寄付先として阪神・淡路大震災の義援金に70万円、スマトラ島沖地震の義援金に60万円、このほかユニセフに寄付したのを含め、募金活動開始から18年で総額1,000万円を超えた。管理する紳士用品店「ローリエヤマモト」(麻布十番2)の山本仁寿さんは「この1,000万円で終わりではなく、これからも世界の子どもたちのためにチャリティーを続けていかなければならない」と、Webサイト「麻布十番未知案内」上につづり、今後も継続していく意向を示している。
麻布十番未知案内

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