おにぎり専門店「西麻布 米組」(港区西麻布4、TEL 03-3400-7797)が7月31日、西麻布にオープンした。
「とんかつ西麻布豚組」「豚組食堂」など六本木・麻布エリアで飲食店を展開するグレイス(西麻布2)が新業態として開いた。自社が運営するバーを間借りする形で、ランチタイムのみ営業。料亭出身の料理人が考案したおにぎりを中心に、30種以上の具材から日替わりで5~6種を提供する。
メニューは、和食をおにぎりの具材としてアレンジした「焼き鯵(アジ)なめろう」(250円)や、骨切りしたハモを甘辛いタレで味付けて細かく切ってご飯に混ぜ合わせた「極・本気おにぎり たれ焼き鱧(ハモ)のほぐし」(350円)などをこれまでに提供。おにぎりのほか、きんぴらやサバのみそ煮などを組み合わせた「渾身(こんしん)のお総菜セット」(300円~)、「豚組仕込みのとん汁」(300円)などのサイドメニューも用意する。
マネジャーの奥谷貴晃さんは「西麻布エリア近辺はリーズナブルにランチを食べられる飲食店が多くないため、近隣で働く人が安心して日常使いできるような店を目指す」と話す。「高級和食さながらの味わいを手軽に楽しんでいただき、手土産にも使ってもらえるような、今までにないおにぎりを提案していきたい」とも。
営業時間は11時30分~14時30分。土曜・日曜・祝日定休。