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麻布十番にメキシコ料理店「ミックステコ」 現地出身の店主が本場の味提供

コース料理の一例

コース料理の一例

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 メキシコ料理店「MIXTEKO(ミックステコ) TOKYO」(港区麻布十番2、TEL 03-6722-0230)が3月1日、麻布十番にオープンした。

オーナーのカルロス・ソラナさん

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 メキシコ・オアハカ州出身のカルロス・ソラナさんが店主を務める同店。カルロスさんは5年前に一度観光のため来日して日本が気に入り、観光後半年たってから移り住んだ。日本で暮らす中で「(日本で)食べるメキシコ料理が本場とは全然違う。本場の味を伝えたい」という思いから、同店オープンに至った。

 席数は、カウンター席7席を含む11席。食材で使う野菜は、千葉県八街市にある農園「シェアガーデンファーム」などから仕入れる。カルロスさんは「メキシコ料理と聞くとジャンクフードを思い浮かべる人が多いかもしれないが、実際はもっとヘルシーで野菜や魚をたくさん使う」と説明する。

 メニューは、8品から成る「おまかせ」のコース料理(9,400円~)を用意し、内容は季節などによって変える。これまでに「海鮮を使った伝統料理」「本日のタコス」「チーズを使ったメキシコの家庭料理」のほか、「メキシコ産牛のメイン」を提供した。週に一度は「タコスナイト」と銘打ちタコス料理を提供。これまでに牛バラ肉やオニオン、コリアンダーを使った「スアデロ・タコス」(3,000円)などを用意した。ランチタイムは、「カルニータス・タコスセット」「牛ハラミステーキ・タコスセット」(以上2,500円)などを用意。アルコールは、ワイン(1,000円~)やメキシカンビール(850円)などを提供。フルーツがベースの「メキシカン・アグア・フレスカ」(600円)などのソフトドリンクも用意する。

 カルロスさんは「日本人が持つメキシコ料理のイメージを変えたい。伝統的かつ本格的なオリジナルなメキシコ料理を知ってほしい。日本の食材を使ってオリジナルを再現している。メキシコでしか手に入らない酒も提供する」と話す。「メキシコに興味ある人はもちろん、新しい体験を求める人や食べることが好きな人にまずは足を運んでほしい」とも。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~22時(ディナーは木曜・金曜・土曜のみ)。月曜・火曜定休。サービス料10%。

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