六本木にフランス料理店「THE CANAL(ザ カナル)」(港区西麻布1、TEL 03-6459-2911)が6月1日、オープンした。
面積は約50平方メートル。席数はテーブル席=20席、カウンター席=6席の計26席。「CANAL」(運河)の店名にちなんで、船を模倣して作ったオブジェを店内に飾る。店内は北欧のヴァイキング時代(8~11世紀)の雰囲気を意識したというシックなデザインに仕上げた。コンセプトを「フレンチハワイアン」と設定し、フランスのレストランや国内のハワイ料理店、ステーキ店など働いた経験を持つシェフを起用した。
メニューは、「ハワイアンガーリックシュリンプ」(1,800円)や「青さ入りゼッポリーニ」(800円)、長野県安曇野市産の「信州吟醸豚」を使った「吟醸豚肩ロースのグリル ベーコン風味のクリームソース」(2,200円)などがある。ワインは、フランス産の赤ワイン「ドメーヌ・ロジェ サボン・シャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュ・レゼルヴ 2021」(ボトル=1万4,000円)や白ワイン「ドメーヌ・デュ・マージュ・ブラン ドメーヌ・デュ・マージュ2022(同=5,200円)などを用意する。
店主の福沢圭太さんは、「フレンチの繊細さとハワイアンの華やかさを取り入れた。フレンチはハードルが高いという印象を持つ人がいる一方で、ハワイアンのカジュアルさを取り入れることで気軽に料理を楽しんでほしいと考えている。ワインはオーガニックのものをそろえているので、ワイン好きも歓迎する」と話す。「友人同士や家族での利用、恋人とのデートなどさまざまなシーンで利用できると思う。気になった人は気軽に足を運んでほしい」とも。
営業時間は11時~23時。月曜定休。