六本木ヒルズ(港区六本木6)で8月23日、「六本木ヒルズ盆踊り 2024」が始まる。
今年で19回目を迎える夏恒例のイベント。六本木ヒルズアリーナの中央には同イベントのシンボルとなる大きな櫓(やぐら)を組む。23日は前夜祭として「楽劇 六本木楽」を開催。日本各地にある大田楽のプロ集団「わざおぎ」や近隣住民約150人が六本木ヒルズオリジナルの芸能演目を披露する。「盆踊り」は24日・25日に開催。会場では、歌手の六本木じろうさんが歌う同ヒルズオリジナル盆踊り曲「六本木音頭」に合わせて、一般参加者が自由に踊ることができる。
このほか、日本各地に伝わる伝統芸能の保存団体を招き、踊りや舞を披露するイベントも行う。今年は石川県の2団体が参加。24日は七尾市の「青柏祭(せいはくさい) 魚町でか山若衆」、25日は輪島市名舟町の「御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)」を、それぞれ披露する。
期間中、同アリーナには施設内の飲食店10店舗がグルメ屋台として出店。「中国料理ゴールデンタイガー」は「ルーロー飯」(1,000円)、「リゴレット バーアンドグリル」は「小エビとあさりのパエージャ」(1,200円)を用意する。
一部を封鎖する六本木けやき坂通りでは24日・25日、キッチンカー6店舗が出店。「鉄板・お好み焼き 電光石火」は「電光石火そば」、「ヒルズ ダル・マット」は「ダルマット名物 アラビアータ」(以上1,000円)を販売。キッズ向けプログラム「もりのあそびランド」も開催する。
森ビル・タウンマネジメント事業部の松本雅樹さんは「『六本木ヒルズ盆踊り』は、六本木の夏の風物詩として毎年多くのお客さまにお楽しみいただいている。同ヒルズ内のレストランがキッチンカーや屋台を出店するので、店舗よりカジュアルに味わえる。射的や輪投げなど、昔懐かしい遊戯屋台も出店するので親子でも参加してほしい。『アトリエはるか』では、浴衣の着付けも行っているので、浴衣で祭り気分をさらに盛り上げるのもお勧め」と話す。
開催時間はイベントにより異なる。8月25日まで。