稲刈りイベントが10月5日、六本木ヒルズ(港区六本木6)けやき坂コンプレックス屋上庭園で開催された。
毎年恒例の同イベント。都心の緑化を推進し、自然を身近に感じてもらうための機会として、六本木ヒルズや近隣に住む人のほか、六本木ヒルズ内のオフィスや店舗で勤務する人を対象に、実施している。
今年は、大人約90人、子ども約60人の計約150人が参加した。130平方メートルの水田で、毎年異なる地域の米を育て栽培しており、今回は鳥取県とコラボレーション。5月に田植えをした同県産の品種「星空舞」の稲刈りをした。
担当者は「鎌を使った稲刈りや、天日干しするためのはざ掛けなどを行い、伝統的な収穫方法とお米一粒の大切さを学ぶイベントとなった」と話す。