
高校生向け参加型体験プログラム「みなとユニコーンプロジェクト2025」が6月7日、広尾学園高校(港区南麻布5)で開催された。
昨年に続き2回目の開催となった同プログラム。社会で活躍する若手起業家が登壇し、自身の取り組みや体験談を高校生に語り、交流も図った。広尾学園高校、東海大学付属高輪台高校、山脇学園高校の3校から計60人が参加した。
講演会には、「世界の失明を半減させること」を目標に掲げ、眼科スマートデバイス「Smart Eye Camera」などを開発する「OUI」社長の清水映輔さん、スポーツとテクノロジーをかけ合わせた事業を展開する「Emer」社長で武蔵野大学在学中の板本大輝さん、サステナブルフードの導入支援などを行う「プラントベースコンサルティングジャパン」社長で上智大学在学中のブリンクマン恵美さんの3人が登壇した。
講演後は、高校生と起業家がグループに分かれて対話するワークショップや交流会も行われた。参加者たちは将来への関心や素朴な疑問を投げかけ、登壇者が丁寧に応える様子も見受けられた。
参加した広尾学園高校の女子生徒は「たくさん勉強になり、リアルな社会人との交流が新鮮で学びが多く、とても良い経験になった。来年もまた参加したい」と話していた。