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とらや東京ミッドタウン店で特別展「夏休み! 寒天博士になろう」

特別展「夏休み! 寒天博士になろう」の会場の様子

特別展「夏休み! 寒天博士になろう」の会場の様子

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 特別展「夏休み! 寒天博士になろう」が現在、東京ミッドタウン(港区赤坂9)の「とらや 東京ミッドタウン店」(TEL 03-5413-3541)ギャラリーで行われている。

特別展「夏休み! 寒天博士になろう」の壁面展示の様子

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 年間を通してさまざまな展示・イベントを行う同ギャラリー。同展では、寒天の原材料や歴史、製造方法などを写真や映像を交えて紹介する。

 とらや広報担当の龍旭佳さんは「寒天は、とらやの代表商品であるようかんの主要な原材料のうちの一つ。昨年同ギャラリーで開催した和菓子に関するトピックを集めて紹介した展示で、『寒天は何を原料として、どうやって作られているか調べてみよう』と、お客さまに質問を投げかけていた。今回、その答えを提示するため『寒天』をテーマに企画した」と話す。

 店内中央展示台の「寒天とは何か」のコーナーでは、寒天についての説明や、寒天が固まる仕組みなどについてパネルで紹介するほか、主に和菓子の製造に使われる「糸寒天」の束や、主に家庭用として使われる「棒寒天」、食品以外にも使われる「粉末寒天」の実物も展示する。

 壁面展示では、「寒天ができるまで」「原材料はどこから来るのか」をパネルで紹介。「寒天のはなし」として約18分の映像も上映。寒天を使った琥珀(こはく)製の「若葉蔭」や「天の川」、きんとん製の「沢辺の螢(ほたる)」などの生菓子を写真や食品サンプルで紹介する。会場内のアンケートコーナーでは、「寒天クロスワード」にもチャレンジできる。

 龍さんは「寒天は身近な存在だが、いざどんな食べ物かを聞かれると分からないことが意外と多いのでは。当展では、和菓子屋ならではの視点で寒天の魅力に迫っている。海を思わせる空間で涼みながら、楽しく学んでいただければ」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~21時。観覧無料。9月17日まで。

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