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麻布十番にうどん店「スタンドA」 十番スタンドが業態変更

「梅豚うどん」

「梅豚うどん」

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 うどん店「UDON&BAR スタンドA」(港区麻布十番2)が麻布十番にオープンして、11月10日で1カ月がたった。

「まるでカルボナーラ」

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 経営は麻布スタイル(麻布十番2)。店舗面積は約66平方メートル。席数は43席。同社社長の猪野悦史さんはこれまで、飲食店やスポーツジムなどを経営。麻布十番の「Bistro 十番スタンド」をはじめ、「ビストロ広尾スタンド」「カルミネ表参道スタンド」「青山スタンド」など、地名に「スタンド」を冠した店舗を都内各所で展開してきた。

 今回、2005(平成17)年に開いた「Bistro 十番スタンド」を業態変更してオープンした。内装工事期間中は、うどんの学校に通い、うどん店で作り方を学んだ。

 同店では、麺は香川県産の小麦粉や塩を使い、専用の製麺機と手ごね、足踏みを組み合わせて毎日仕込む。仕込みは毎朝8時から行い、「一日寝かせてコシともっちり感を意識した太めの麺に仕上げ、讃岐うどんの食感を参考にした。だしは昆布をベースに、イワシ煮干しやかつお節を重ね、香りを立たせた」という。

 メニューは、明太子、卵、チーズを載せた「まるで明太カルボナーラ」(1,320円)や、梅、イベリコ豚バラ肉、ホウレンソウを使った「梅豚うどん」(1,298円)など。「きつねうどん」(924円)や「ごぼうかき天うどん」(979円)、「きのこうどん」(1,100円)なども提供する。アルコールは、ビール、ハイボール、ウイスキー、カクテル、ジン、レモンサワー、焼酎などをそろえる。

 猪野さんは「昼は手打ちうどんを提供し、夜は従来のスタンド文化を受け継ぐバーとして営業する。色は澄んでいながらうまみの強いだしが特徴。まずは香りも含めて味わってほしい。作り方を研究し、本当においしいうどんを出したかった」と話す。「店内は、女性一人でも入りやすい明るさと清潔感を意識した内装にした。ぜひ気軽に足を運んでほしい」とも。

 営業時間は、平日=11時~14時30分・17時~23時30分、土曜・祝日=11時~20時。日曜定休。

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