六本木エリア一帯を舞台にしたアートの祭典「六本木アートナイト2026」が10月31日から11月1日にかけて開催される。実行委員会が4月2日に発表した。
2009(平成21)年に始まった同イベント。六本木ヒルズや東京ミッドタウン、国立新美術館をはじめ、美術館や文化施設、大型複合施設、商店街などが集まる六本木の街を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなどさまざまな作品を展開し、街なかで「非日常」がテーマのアート体験を提供してきた。
15回目となる今回は、特定の国や地域に焦点を当て、各地で活躍するアーティストによる作品を披露する「RAN Focus」や、一般から作品を募り、採用作品を六本木の街で展示・発表する「オープンコール・プロジェクト」などを行う。3年ぶりにオールナイトで開催し、来場者は日没から夜明けまでアートを楽しめる。
「RAN Focus」は、「六本木アートナイト」のモデルとなったパリの「ニュイ・ブランシュ(白夜祭)」にちなんでフランスに焦点を当てる。サンキャトル・パリ前アーティスティック・ディレクターのジョゼ=マニュエル・ゴンザルヴェスさんのキュレーションにより、インスタレーションや映像、パフォーマンスなどを紹介。「オープンコール・プロジェクト」は、パフォーマンス・音楽、インスタレーション、映像作品の3部門で募集し、これまで11年間で101作品を公開してきた。
会場は六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街のほか、六本木地区の協力施設や公共スペースなどを予定。
実行委員長で森美術館館長の片岡真実さんは「これまで参加いただいた人たちなどの熱い要望にお応えし、ついに『オールナイト』開催が復活する。暗闇の中でアートと出合い、夜明けを共に迎える、一夜限りの濃密な非日常体験をぜひ楽しんでほしい」とコメントする。六本木アートナイトは、東京という大都市の真ん中で、アートをオールナイトで楽しめる年に一度の『都市とアートとミライのお祭り』。そこからどんなミライが見えてくるのか、一緒に想像してほしい」とも。
入場無料(一部有料)。「オープンコール・プロジェクト」の応募締め切り日時は5月6日17時。