港区は、慶應義塾大学アート・センター（三田2）と協同で全3日間の「アートマネジメントの入門講座およびワークショップ」を開催する。

　同企画は、文化芸術活動の振興を目的に、「アート・マネジメント」を担う人材を育成する講座を開催するもので、「美術館の動向と学芸員の役割」「芸術活動運営のための著作権知識」など文化芸術の運営や企画などの知識をテーマにした全3日の講座（6月17日、7月22日、9月2日）からなり、慶應義塾大学の教授陣のほか、現代美術作家の宮島達男さん、バイオリニストで玉川大学教授の深山尚久さんなど、現役のアーティストも講師として参加する。

　参加対象は区内在住・在勤・在学で3日通して受講できる人で、1日のみの受講はできない。定員は80名（抽選）。参加費用は無料（別途資料代がかかる場合あり）。また、実践講座として全3日の入門講座修了者の中から希望者を選抜し、慶應義塾大学で2007年2月（予定）に開催されるイベントで事業実施の方法や実技を学ぶ実習（5回程度）を行う。

　なお、実習参加者は同区が設置を予定している文化芸術サポーターへ登録を行い、区の事業運営に協力することが必要となる。

慶應義塾大学アート・センター