芋洗坂のアートギャラリー「TARO NASU」(六本木6、TEL 03-5411-7510)では6月下旬、大阪・中央区の長堀橋付近に新スペース「TARO NASU OSAKA」をオープンする。
同ギャラリーは、美術展示に適した白くて四角い空間である「ホワイトキューブ」を想定しないことを前提に設計され、美術作品とともにある空間までを体験することを目的としており、内装設計を建築家の青木淳さんが担当した。総床面積は約36平米。営業時間は12時~19時(予定)。金・土・日曜日のみ開廊。入場無料。青木淳さんは代表作にルイ・ヴィトンの各店舗、青森県立美術館などがあり、2004年には芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞している。
オープニング展覧会にはアーティスト・小粥丈晴さんの「White Hall Gift Shop」を開催。小粥さんは、1969年生まれのアーティストで、これまでに「泉への道」(メゾンエルメス8階フォーラム)、「空にふれるまでのあいだ」(ヴァンジ彫刻庭園美術館)などの展覧会を開催している。