楽天（港区六本木6）と楽天KC（福岡市博多区）は、日本における顧客基盤の拡大を目的に、今季UEFAチャンピオンズリーグの覇者でスペインの名門サッカークラブ「FCバルセロナ」（以下、FCB）と、マーケティング・パートナーシップ契約を締結をしたと発表した。

　同社では今回の契約に基づき、具体的に3つの企画・案件を両グループ共同で実施する。（1）楽天KCによる「FCB提携カード」の発行、（2）楽天グループによる「FCBオフィシャルサイト日本語版」の制作・運営、（3）楽天グループによる「FCBオフィシャルブック」の発行の取り組みを行うほか、将来的にeコマースやオンライントラベル予約、チケット予約など、FCBとのパートナーシップ分野を発展させていく。

　FCBは「世界戦略上、重要視しているアジア、アメリカ市場のなかでも特に注目すべきマーケットと位置付けている日本市場の開拓を深めていく」としており、ファンのロイヤリティ化を目指す。

　今後のスケジュールとしては、FCBが2006年12月のFIFAクラブワールドカップに出場のために来日することが決定しており、今夏から今冬にかけて楽天グループでFCBの日本における認知度、人気度の向上を図るため、様々なクロスメディアによるプロモーション展開を行う。

FCバルセロナは、ロナウジーニョ（ブラジル）、メッシ（アルゼンチン）、エトー（カメルーン）といったスーパースターを揃え、2006年はリーガ・エスパニョーラ、欧州チャンピオンズリーグの二冠に輝くなど人気、実力ともに世界一を誇るサッカーチーム。

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