ライブドア(港区六本木6)元代表取締役の山崎徳之さんが代表取締役社長を務めるゼロスタートコミュニケーションズ(港区西麻布3)は8月15日、セルフプロデュース型のソーシャルネットワーキング「posh me!」のβサービスを開始した。
同サービスは、従来のSNSと異なり、ソーシャルネットワークをインフラとして、個人ユーザから投稿されたコンテンツをベースに、投稿する人(poshする人)と、それを応援する人が協力関係を持ち、コンテンツをマッシュアップしながら発信して作品のメジャー展開を支援していくもので、「自分を評価してもらいたい(poshしたい)、デビューしたい」「埋もれた才能を発見・評価し、プロデューサーになりたい、後援者になりたい」といったユーザーの欲求に適える「自己実現型サービス」となる。
第一弾サービスとして15日、写真の投稿評価のサービスを提供を開始し、自分自身の写真やペット、子供などの写真を公開し、たくさんの人からの投票というカタチで反応や意見を集めることができるほか、集まった投票結果を元にランキングが作成され、ランキング上位者には、メジャーデビューのきっかけとなるステップアップキャンペーンを随時開催する。第二弾サービスとして、今後「サウンド」、「ビデオ」、「アニメ」、「笑い」、「テキスト」などの投稿を順次公開予定。同社では、「広告収入を基盤として、メジャー展開時のコンテンツ事業での売上も見込んでいきたい」としている。
同社は、山崎さんとライブドアの元取締役の羽田寛さんが2006年6月に立ち上げたインターネットメディア事業やスタジオ運営事業などを手がける会社で、山崎さんは6月にライブドア代表取締役を退任しており、その後の活動が注目されていた。