オーマイニュース・インターナショナル(港区虎ノ門1)は8月28日、市民参加型インターネットニュースサイト「オーマイニュース(日本版)」を創刊した。
「オーマイニュース」は「市民みんなが記者だ」をコンセプトに、「誰もがニュースを書くことができ、発信することができる」市民参加型のニュースサイトとして2000年2月に韓国で誕生。韓国では現在約41,000人の市民記者が登録しており、毎日約250本の記事が掲載されている。
日本版では社会、経済、政治、国際、エンタメ、ライフ、サイエンス、スポーツ、BOOKSの9カテゴリで記事を掲載し、速報やアクセスランキング、フォトギャラリーのコーナーも設置。また、同社の常勤記者・編集者による編集作業を経ていない、市民記者から投稿されたままの記事を公開する「ニュースのたね」や、ユーザが記事単位にコメントできる機能「この記事にひと言」なども設ける。
同社では、7月21日より市民記者の募集を開始しており、現在975名(28日10時時点)が登録。創刊にあたり日本版の編集長である鳥越俊太郎さんは「500人や700人の大台を超えるのが早かったなど、登録のスピードは予想外。オーマイニュースに対する思いを改めて思い知った」「異なる意見を戦わせ、活気あるメディアにしたい」としている。
創刊日となる28日は、事前登録の市民記者によるニュースと、鳥越さんやアーティストの坂本美雨さんによるコメントなどを掲載。今後は、毎日更新でニュースを掲載していく。