ヤフー（港区六本木6）は11月10日、グランドハイアット東京（六本木6）で「インターネット クリエイティブアワード2006」の受賞作品を発表、贈賞式を開いた。

　同社は、運営するポータルサイト「Yahoo! JAPAN」がサービス開始から10周年を迎えたことを受け、文化事業の一環として「インターネット上でのクリエーティブ表現の可能性を追求し、インターネットの世界を発展させる」ことを目的に同アワードを創設。同サイト上に掲載されたネット広告を対象とした「企業の部」と、特設サイト上で作品を公募した「一般の部」の2部門で実施した。

　応募総数は企業の部＝267作品、一般の部＝309作品で、当日は各グランプリを含む10賞（28作品）が発表された。企業の部ではアップルコンピュータ（新宿区）による「iPod」の広告「WOLFMOTHER」が、一般の部ではブログツールを活用した「【まる。てん．てん・＝ほし★】」が、それぞれグランプリを受賞し、一般の部ではグランプリ受賞者に賞金100万円が贈られた。

　同社は今後、同アワードを継続して毎年実施する予定。審査委員として出席したクリエーティブディレクターの内山光司さんは総評で「インタラクティブなクリエーティブは、可能性を秘めたエキサイティングな領域。今後の作品にも期待している」と結んだ。（写真＝授賞式の模様）

インターネットクリエイティブアワード2006