ライブドア(港区六本木6)は11月22日、同社の子会社で中間持株会社のライブドアフィナンシャルホールディングス(新宿区、以下LDFH)の全発行済普通株式8,010株を売却、金融事業から撤退すると発表した。
売却先は投資会社のアドバンテッジパートナーズ(AP)が出資するAPFHで、売却額は175億7,700円。このほか、LDFH傘下のライブドア証券、ライブドアコモディティ、ライブドアクレジット、ビットキャッシュ、ライブドアカード、セシールクレジットサービス、英極軟件開発有限公司の7社に対する同社の貸付金約376億円を回収する。
金融事業売却についてライブドアは「2006年1月の東京地検特捜部による強制捜査を発端とした証券取引法違反容疑により、金融事業の運営に大きな影響を及ぼした。引き続き金融事業を継続するのは困難と判断した」としている。