六本木・芋洗坂にあるギャラリー「アートルームmagical」(港区六本木6、TEL 03-3470-3750)は12月中旬より、機関誌「magical mag.(マジカルマグ)」を発刊する。
同誌は、クリエーティブディレクターの後藤繁雄さんと京都造形芸術大学・芸術編集研究センターが編集する同ギャラリーの機関紙。デザイナーのヒロ杉山さんがアートディレクションを、アートグループのエンライトメントがデザインを担当する。発行は後藤さんが運営に携わるアートビートパブリッシャーズ(六本木6)が行う。
出版の目的について同ギャラリーの広報担当者は「国内外に当ギャラリーを知ってもらうことが目的。(外国語圏の人にも読めるよう)バイリンガル仕様にした。普段アートに触れる機会がない人や若い人でも手に取りやすいように、価格設定と一般書店での販売も考慮した」と話している。価格は525円。「青山ブックセンター」や「ブックファースト」など大手書店を中心に販売する。
第1号は12月16日発売を予定。内容は同ギャラリーが紹介する若手アーティストの作品ポートレート、アーティストのヤマタカEYEさんへのインタビュー記事、美術評論家の市原研太郎さんによる美術評論、同ギャラリーの活動報告など。ヤマタカさんとメディアレイピストの宇川直宏さんによるアートプロジェクト「video NANOO 5d.」の記録DVDが付く。初版は3,000部。次号は2007年6月~7月の発刊を予定する。
2007年1月3日~2月4日まで、表参道の複合型アートショップ「NADiff(ナディッフ)」(渋谷区)での発刊記念展とトークショーも予定する。