セプテーニ(新宿区)が運営するマーケティング情報サイト「Webマーケティングガイド」は3月28日、自主リサーチ調査結果「第1回東京都在住者の意識調査-六本木が熱い?-」を発表した。
同調査は、3月30日開業の「東京ミッドタウン」(港区赤坂9)の認知状況やイメージに関するもので、マクロミル(港区)に登録する東京都在住の25歳以上の男女206人(男女比均等)を対象に行われた。
ミッドタウンについて「知っていたこと」についての質問(複数回答可)では、「東京ミッドタウンを知らない」という答えが48.1%を占め、認知していた人では「防衛庁が移転したこと(39.3%)」「東京ミッドタウンの場所(33.5%)」「東京ミッドタウンという名称(33.0%)」と続いた。「どのようなテナント(店舗)が入っているか」については6.3%の回答に留まり、名前・場所の認知に比べ、施設内容を把握している人は少ないようだ。
東京ミッドタウンへの訪問意向については、「まだ行ったことはないが、恐らく今後は行くと思う(44.9%)」「まだ行ったことはないが、今後は是非行きたい(29.0%)」と回答した人が合わせて7割を超えており、同施設に対する期待の高さを示した。合わせて実施された六本木ヒルズ(六本木6)への訪問意向については、「既に行ったことがあり、恐らく今後も行くと思う(41.7%)」と「既に行ったことがあり、今後も是非行きたい(10.7%)」と回答した人が合わせて5割を超えた。
東京ミッドタウンのイメージ調査(自由記入)では、「オシャレな感じ」「高級」「新しい街」「美術施設」「文化的」「楽しそう」などの回答があり、六本木ヒルズのイメージ調査では「ITのベンチャー企業」「お金持ちが住む」「ヒルズ族」「ちょっと上を行くおしゃれな所」「高級感があり、物価が高い」「色々ありイメージダウン。でもまた行きたい」などの回答があった。
調査結果について同社担当者は「注目のスポットとして東京ミッドタウンが開業し、六本木ヒルズの存在もあることから『六本木』という土地の注目度が高まる」としている。