西麻布のイベントスペース「SuperDeluxe(スーパーデラックス)」(港区西麻布3)で4月13日夜、「Future Marketing Summit Tokyo」が開催された。
イベントでは「Future Marketing Awards(フューチャーマーケティングアワード)」アジア太平洋地域の表彰式が行われた。同賞は、従来にないマーケティング・広告手法を顕彰するもので、アメリカ・ヨーロッパ・アジア太平洋地域の3地域に分けて、オンラインで審査を行う。主催はコンサルティング会社のリモートピープル(本社=ロンドン)。アジア太平洋地域の審査委員長は建築家のクラインダイサムアーキテクツが担当した。
受賞作は、国内作品では秋葉原を舞台にコスプレ・ヒーローが活躍するムービー「ナイキコスプレ」が「ベスト バイラル、インターネット」「ベスト キャンペーン、インターネット」など4部門を受賞したほか、アパレルブランド「INDIVI」のオフィス街通路に巨大な鏡面スペースを設けた屋外広告「フィッティング・アド」、立教大学のプロモーションサイト「新座 KOYOMI PROJECT」、日産自動車とフジテレビのコラボレーション企画「We,Family! Viva Minivan!プロジェクト」、飲料「ファイブミニ」のプロモーションサイトなどが各賞を受賞。表彰式には「ナイキコスプレ」のヒーローも登場した(写真)。
イベント後半には2部構成のディスカッションも開かれ、トリプルセブン・インタラクティブの福田敏也氏、ドリルの原野守弘氏、博報堂ケトルの嶋浩一郎氏、バスキュールの朴正義氏らが出席した。