クレジットカード関連事業のSBIカード(港区六本木1)は4月25日より、ウェブサイト上のキャンペーン「謎のサークルを探せ!サーチ・ザ・サークルキャンペーン」を実施している。
キャンペーンには、グーグルが提供する地球儀ソフト「Google Earth(グーグルアース)」を使用し、同社が発行するカード券面の円形デザイン「サークルアイコン」と同形の架空地上絵(謎のサークル)を探し出して、キャンペーンに応募するもの。サイトは広告代理店のフロンテッジ(六本木1)が制作した。
サイト上では、様々な人物からUFOや謎のサークルに関する問題が出され、グーグルによる検索や動画共有サービス「YouTube」上のビデオメッセージなどをヒントに進めていく。キャンペーンは5月31日まで実施し、応募者の中から抽選で2人に賞金100万円が贈られる。同社では「10万人の参加が目標」という。
キャンペーンについて同社担当者は「商品とカードデザイン、企業の認知度向上が目的」と話しており、先進的なウェブサービスを利用することについて「(SBIグループを含め)サービス提供など、ウェブを中心に事業を展開しており、企業や商品との親和性の高い施策として展開したいと考えた。グーグルアースを利用し、ストーリー性やミッションのあるキャンペーンを展開するのは珍しい試みだと考えている」と話す。今後は、カード会員獲得を目的としたコミュニケーション活動を展開する予定だという。