プレスリリース

東邦ホールディングス株式会社と株式会社T2との戦略的パートナーシップ構築のお知らせ

リリース発行企業:株式会社T2

情報提供:

東邦ホールディングス株式会社(本社:東京都、代表取締役CEO兼CFO:枝廣 弘巳、以下「東邦ホールディングス」)と株式会社T2(東京都、代表取締役CEO:森本 成城、以下「T2」)は、戦略的パートナーシップを構築することといたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
これにより、医薬品流通における自動運転トラック、及び物流センター間のシームレスな輸送の可能性について両社で研究・開発を進めてまいります。
また、2025年7月から、T2が開発した自動運転トラックを用いて関東・関西間の高速道路一部区間で実施する幹線輸送(*1)の実証実験に東邦ホールディングスが参加いたします。本実証は、将来に向け、レベル4自動運転(*2)トラックを活用する上で最も効果的な輸送オペレーションの構築を検討することを目的としています。
1.目的と背景
東邦ホールディングスは、医療・健康・介護分野に携わる企業集団として、「全ては健康を願う人々のために」のコーポレート・スローガンの下、医薬品卸売、調剤薬局、医薬品製造販売、顧客支援システムの開発・提供等の事業展開をしています。当社グループは「安心・安全な医薬品流通」を社会的使命とし、物流センターへの最新鋭ロボットの積極的な導入や、自動化の徹底による物流の飛躍的な効率化など、医薬品物流のイノベーションに挑戦しています。
T2は自動運転技術の活用により世界最高水準である日本の物流を支えることを目指し、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの開始を2027年に計画しています。サービスの実現により、ドライバー不足による物流キャパシティ低下の解決、安全・安定・効率的な輸送の実現など、物流課題を解決して物流業界の成長及び日本経済のさらなる飛躍に貢献していきたいと考えています。
両社は今回のパートナーシップを通じて、東邦ホールディングスの医薬品物流センター間での幹線輸送の自動運転化の可能性を研究し、医薬品物流における更なる安全性の向上や省人化に取り組んでまいります。
2.戦略的パートナーシップの内容
- 自動運転トラックによる医薬品輸送全般の研究開発・実証
- 東邦ホールディングスの医薬品物流センター間における長距離輸送の自動運転化の可能性の研究

3.実証概要
- 時期:2025年7月から
- 場所:関東→関西間の高速道路上の一部にて実施
<行程>TBCダイナベース(*3)(東京都大田区)→TBC阪神(兵庫県伊丹市)
- 役割:東邦ホールディングス 実証貨物の提供
T2 全体マネジメント、実験用車両の提供
- 積載:医療用医薬品等
- 検証内容 (すべての実証はドライバーが乗車し、レベル2相当で実施)
貨物を積載した幹線輸送における自動運転の走行ルート及び走行リードタイム検証
想定したオペレーションパターンの有効性検証


*1 幹線輸送:周辺エリアの大量の荷物を集めた拠点から他のエリアの集積拠点への輸送、また企業の拠点間で一括大量輸送を行うこと。
*2 レベル4自動運転:特定の走行環境条件を満たす限定された領域において、自動運行装置が運転操作の全部を代替する状態。
*3 TBCダイナベース:京浜トラックターミナル内にある、東邦ホールディングスが有する大規模高機能物流センター。最先端技術を導入することで、医薬品物流の飛躍的な効率化を実現し、首都圏災害にも対応。
https://www.tohoyk.co.jp/logistics/tbc-dynabase/


東邦ホールディングス TBCダイナベースとT2トラック車両

東邦ホールディングス TBCダイナベースのバラピッキングロボット

【各社概要】
■東邦ホールディングス株式会社
本社所在地 :東京都中央区八重洲二丁目2番1号東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー9階
代表者:代表取締役CEO兼CFO 枝廣 弘巳
設立日:1948年9月17日
事業内容:医薬品卸売事業、調剤薬局事業、医薬品製造販売事業等
企業サイトURL :https://www.tohohd.co.jp/

■株式会社T2
本社所在地:東京都千代田区内幸町二丁目2番3号日比谷国際ビル1階
代表者:代表取締役CEO 森本 成城
設立日:2022年8月30日
事業内容:
自動運転システムの開発、レベル 4 自動運転トラックによる幹線輸送サービス事業、幹線輸送に付随した関連サービス事業、その他関連サービス事業
企業サイト URL : https://t2.auto/

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