ビルボードライブ東京が内部を公開-赤坂の夜景を一望

東京ミッドタウン「ガーデンテラス」4階に8月開業予定の「ビルボードライブ東京」の内部が公開された。店内は3層吹き抜けで、ステージ後方はガラス張りとなっており、赤坂の夜景も楽しめる。料理はグラナダが担当し、イタリアンを中心に提供する予定。

東京ミッドタウン「ガーデンテラス」4階に8月開業予定の「ビルボードライブ東京」の内部が公開された。店内は3層吹き抜けで、ステージ後方はガラス張りとなっており、赤坂の夜景も楽しめる。料理はグラナダが担当し、イタリアンを中心に提供する予定。

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 阪神コンテンツリンク(本社=大阪市、東京支店=港区六本木7)は7月19日、東京ミッドタウン・ガーデンテラス4階に今年8月18日開業予定の「ビルボードライブ東京」(赤坂9、TEL 03-3405-1133)の内覧会を開催した。

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 ビルボードライブ東京は、ステージイベントを鑑賞しながら食事が楽しめるクラブ&レストラン。内覧会は開業に先立ち、報道機関や関係者向けに開かれた。

 店舗は3層吹き抜けのフロア構成で、天井高=約10メートル、延べ床面積=約1,000平方メートル、ステージ=約40平方メートル。ステージ後方は高透過ガラス(高さ9メートル、幅16メートル)になっており、赤坂方面の夜景が楽しめる。演奏中は電磁シールドの機能を持ったカーテンで閉じられ、ワイヤレスマイクの混線を防ぐ。同様の仕組みは世界初という。総工費は明らかにしていないが、同社の北口正人常務取締役は「数億円規模」と話している。工期は約1年。入り口には関連グッズを販売するショップも設ける。

 ステージと同じ階層にあたる3階は自由席(サービスエリア)と、ビルボードライブの会員組織「Club BBL」向けのメンバーズシートで構成され、席数は約130席。4階はステージ真正面に位置するカウンター席「DXシートカウンター」、L字型のテーブルによるボックス席「DXシートDUO」、楕円のテーブル席「DUOシート」の3種類で構成され、席数は約70席。最上段の5階と4階の一部は「カジュアルエリア」で、席数は約100席。同社担当者は「シートの種類が多いのは、1人で楽しむ人やデートに利用するカップル、または法人による接待など、顧客の利用シーンの幅に対応するため」と話す。

 料理は、レストラン経営のグラナダ(南麻布1)の馬島寿宜取締役が監修し、同社が運営を行う。メニュー内容は前菜、パスタ、ピッツァ、肉・魚料理、ライスボウル、デザートなどで、イタリア料理を基に、和風の食材などを加える。価格は現在未定だが、1品あたり1,000円台になる見通し。厨房にはピッツァ調理のための石窯を備える。また、アラカルトのほかに「コース料理だと、何度もテーブルにうかがうことになるので、演奏に集中できるように」(同社担当者)と、ワンプレート料理も提供する予定。ドリンクは約100種類を揃える。

 公演予約は、電話・ウェブサイト・モバイルサイト(同日開設)で受け付けており、オープニングステージは6年ぶりの来日公演となるアメリカのバンド「スティーリー・ダン」(8月18日~24日。21日休演)で、同担当者は「予約はほぼ埋まりつつある。40代の方が多い」と話す。

Billboard Liveエントランスの様子(六本木経済新聞)関連記事(六本木経済新聞)

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