若手からベテランまで16人の銀塩写真展、アクシスギャラリー

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 アクシスギャラリー(港区六本木5)で10月2日より、写真展「ゼラチンシルバーセッション展」が開催される。

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 同展は、銀塩写真の魅力を伝え、銀塩写真の技術や機材、フィルム、印画紙等を守っていく思いを繋げるプロジェクトとして、著名写真家の参加により2006年から活動をスタートした「ゼラチンシルバーセッション」のメンバーの写真展。銀塩写真は、感光材料が塗られたフィルムを露光させる方式で撮影した写真で、デジタル写真に対するアナログ写真のことを指す。ゼラチンシルバーセッションでは昨年、写真展示のほか、フィルム工場の訪問とレポート、トークショー、ワークショップなどの活動を行った。

 同展では、写真家が2人1組となり、自身のネガから仕上げたプリントと、ペアを組んだ相手のネガから仕上げたプリントをそれぞれ展示する。写真家の組み合わせは、上田義彦×三好耕三、笠井爾示×操上和美、菅原一剛×広川泰士、鋤田正義×平間至(以上モノクローム写真)、小林紀晴×泊昭雄、小林伸一郎×本城直季、瀧本幹也×M. HASUI、蜷川実花×藤井保(以上カラー写真、敬称略)。

 また、「時を経ても残るもの」をコンセプトに、学生時代やデビュー当時に制作したプリントなどを展示するほか、「暗室」を撮影した作品も展示する。開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。10月20日まで。同展は10月24日より、京都市の「ARTZONE」に巡回展示する。

 ゼラチンシルバーセッションではこのほか、フジフイルムスクエア(赤坂9)で参加メンバーによるトークセッションを開催。ワークショップや関連書籍販売などの企画も予定する。

ゼラチンシルバーセッション

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