港区・麻布十番のパティオ広場近くのテナントビル「パティオ麻布十番」2階に4月18日、スイーツをメーンに軽食なども提供するカフェ「サロン ド ルボン」(麻布十番2、TEL 03-6436-0980)がオープンする。
同店は、人気スイーツ店「パティスリー・グリオット」(国立市)の店主・葛西由利さんがパティシエとシェフを務め、「心地よく、体にやさしい『コンフォートスイーツ』」をコンセプトに、自然の素材にこだわった焼き菓子や、軽食を提供する。また、軽井沢のコーヒー店「丸山珈琲」の店主で、世界規模で行われるコーヒーのコンペティション「カップ・オブ・エクセレンス」の国際審査員を務める丸山健太郎さんが同店向けに厳選したコーヒーなどを提供し、ワインやシャンパンなどアルコールも揃える。23時まで営業し、女性1人での「ライトディナー」や「アフターディナー」としての利用にも対応する。
焼き菓子のメニューは、薄焼きのバター生地と塩味のカラメルソースをミルフィーユ仕立てにした「カラメル・サレ」(620円)、レモンソースをスポンジに浸み込ませた「シトロン」(600円)、渋皮マロンとくるみのタルト「タルト・オ・マロン」(620円)、チョコレートとフランボワーズを組み合わせた「フランボワーズ・ショコラ」(620円)、焼きトマトにバジルを効かせた塩味のパウンドケーキ「ケーク・オ・サレ トマト&バジル」(500円)など。
ドリンクには「ルボンブレンド(丸山珈琲謹製)」(1,000円)、紅茶(1,000円)、ワイン(白・赤、1,500円~)など、軽食には「季節野菜のミネストローネ」(1,200円)、「パルジャミーノ・ポテト」(800円)などを揃える。イートインの来店客、事前電話予約した場合のみ、焼き菓子とコーヒー豆のテークアウトが可能。
店内は、白壁を基調に、シャンデリアなど重厚感のある家具で統一。店舗面積は84平方メートル。席数は室内=20席(禁煙)、テラス=6席(喫煙可)。想定客単価=2,000円~。営業時間は11時~23時。火曜定休。
麻布十番への出店理由について同店PR担当者は「洗練され、感性が豊かなイメージと外国人も多い雰囲気が、当店の目指す上質さに合致しているため」と話す。今後は「葛西さんを講師に、お菓子教室やケータリングなども展開していければ」(同)という。
同ビル1階には今年2月、菓子の製造販売を手がけるブルボン(新潟県柏崎市)の子会社・ビーフェッグ(赤坂2)が、高級チョコレート店「a la Reine Astrid(ア ラ レーヌ アストリッド)麻布十番店」をオープンしている。