はとバス提供、六本木「香和」の「おいらんショー」コース開始

写真=「おいらんショー」の演者。中央が「花魁」役。

写真=「おいらんショー」の演者。中央が「花魁」役。

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 はとバス(大田区)は7月25日より、新コース「平成版!おいらん道中 in 六本木」を提供する。

六本木・香和での「おいらんショー」の様子(画像)

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 同コースは、1960年から同社が提供していた「おいらんショーコース」の復刻版。おいらんショーは、吉原の遊廓の中で位の高い遊女「花魁(おいらん)」の優艶さを「江戸文化の華」として披露するもので、吉原で江戸時代から続く「松葉屋」で提供されていたが、1998年に同店が廃業。同社のコースも廃止されたが、人気のあるコースだったことから、同社創業60周年を記念して復刻したという。

 復刻にあたり、六本木の大型アミューズメントショーレストラン「香和(かぐわ)」(港区六本木5)が演出・構成を担当し、ショーは同店で披露する。同店は2004年開業。「ニューハーフショー」をメーンに営業を行っているが、おいらんショーは専任の演者(女性4人、男性2人)が就き、同コースのために披露する。

 前日の24日に行われたプレスプレビューで、同社定期観光部の石川祐成次長は「おいらんショーは、これまで提供してきたコースの中でもメガヒットコース。松葉屋の廃業後は、祭りの時などに当時の演者が集まり不定期に開催されてきたが、60周年を迎えるにあたり、ぜひ復活させたいという思いから香和さんとタッグを組んだ」と話した。

 ショーでは艶やかな着物姿の花魁を筆頭に、きらびやかな照明が交錯する舞台上で踊りなどを披露。客席から男性1人を舞台に上げ、花魁と契りを交わす「固めの杯」を実演するなどし、客席からは笑いがこぼれた。劇中には花魁の時代背景や概要などの解説も行うが、「外国人が多く集まる六本木という土地柄から」(同店の鳥居久継取締役)、英語での解説も行なう。

 コースは、香和でのショー見学の後、東京タワーや浅草演芸ホールでの落語鑑賞を巡る「夜のお江戸コース」(大人9,900円、毎週金曜・土曜実施)と、ショー見学の後に屋形船を楽しむ「江戸の夜遊び屋形船コース」(大人15,500円、毎週土曜実施)の2種類提供する。

六本木・香和での「おいらんショー」の様子(画像)はとバスが六本木「香和」のおいらんショーを楽しむバスツアー(六本木経済新聞)はとバスが「ミリタリーツアー」-へリ体験フライトも(ヨコハマ経済新聞)はとバス六本木香和オフィシャルサイト

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