映画制作・配給のアスミック・エース エンタテインメント(港区六本木6)は7月31日、フジテレビジョン(台場2)と共同で作家・村上春樹さんのベストセラー小説「ノルウェイの森」を映画化すると発表した。
監督を務めるのは、映画「青いパパイヤの香り」(第46回カンヌ国映画祭カメラドール賞、第19回セザール賞第1回監督賞)、「シクロ」(第52回べネチア国際映画祭グランプリ)、「夏至」(第53回カンヌ国際映画祭ある視点部門出品)などを手がけたベトナム出身のトラン・アン・ユン監督。同著のフランス語訳を読んだ監督が映画化を思い立ち、村上さんに打診したという。
企画・製作は2社が担当、日本人俳優を起用する予定。2009年2月から撮影を開始し、2010年の全国公開を目指す。
「ノルウェイの森」は1987年、講談社から刊行。国内発行総累計数870万部を記録し、36の言語で翻訳された村上さんの代表作のひとつ。これまでデビュー作の「風の歌を聴け」や「トニー滝谷」などが映画化されている。
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