![写真=大賞を受賞したトヨタ自動車のプレゼンテーション](https://images.keizai.biz/roppongi_keizai/headline/1225965927_photo.jpg)
日本産業デザイン振興会(グッドデザイン賞事務局、港区赤坂9)は11月6日、東京ミッドタウン(赤坂9)で「2008年度グッドデザイン賞大賞」の選出を行い、トヨタ自動車の超小型乗用車「iQ(アイキュー)」を大賞に決定した。
昨年同様、先に発表された「グッドデザイン賞ベスト15」のうち「無印良品 窓の家」(良品計画、ムジ・ネット)、「三菱オフセット枚葉印刷機 DIAMOND300シリーズ」(三菱重工業)、「LAN シート」(イトーキ)、「iQ(アイキュー)」(トヨタ自動車)、「FCXクラリティ」(本田技研工業)、「RICOH GR DIGITAL II」(リコー)、PLAYSTATION3の「Folding@home」プロジェクト協力(ソニー・コンピュータエンタテインメント)の7件の代表者による受賞作品の公開プレゼンテーションを実施した。
その後、今年度のグッドデザイン賞受賞者=1票、審査委員=10票を持ち投票を実施。7件を対象にした1次投票では、「無印良品 窓の家」=77票、「三菱オフセット枚葉印刷機 DIAMOND300シリーズ」=138票、「LAN シート」=169票、「iQ(アイキュー)」=281票、「FCXクラリティ」=182票、「RICOH GR DIGITAL II」=129票、「Folding@home」プロジェクト協力=154票となり、「1位と2位の差が100票未満の場合は決選投票」の規則から僅差ながら「iQ(アイキュー)」と「FCXクラリティ」の乗用車2台で再投票を実施。結果は「iQ(アイキュー)」=561票、「FCXクラリティ」=530票となり、「iQ(アイキュー)」を大賞に選出した。