「おけ」がテーマのシンポジウム-脳科学者・茂木健一郎さんも参加

写真=前回開催時の模様

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 六本木ヒルズのアカデミーヒルズ(港区六本木6)で12月21日、「おけ」をテーマにしたユニークなシンポジウム「いまさらおけを考える会 桶(おけ)の底力」が開催される。 

昨年の試飲会の模様

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 長野県・小布施の桝一(ますいち)市村酒造場の代表取締役社長を務めるアメリカ人女性、セーラ・マリ・カミングスさんは伝統的な「木おけ」での酒仕込みを用い、日本酒「白金(はっきん)」を2000年に復活させた。これをきっかけに、全国の蔵元に呼びかけ、2002年にはおけ仕込み文化の継承や、おけ職人の後継者育成などを目的に「桶(おけ)仕込み保存会」を発足した。

 同シンポジウムは、同会のNPO法人化を記念したもので、食文化に関する著書で有名な東京農業大学の小泉武夫教授が、「おけの底力」と題した講演を行うほか、セーラさんの知人でもある脳科学者の茂木健一郎さんやアーク都市塾の米倉誠一郎塾長らが参加するパネルディスカッション、おけ仕込みの酒や発酵食品の試飲会を行う。2006年にも同様のシンポジウムを開催しており、同会の会員など約700人が参加した。

 開催時間は13時~18時。参加費は5,000円。要予約。

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