東京ミッドタウンの「フジフイルム スクエア」(港区赤坂9、TEL 03-6271-3350)で現在、「日本の心 富士山展~写真:大山行男~」が開かれている。主催は、NPO法人「富士山を世界遺産にする国民会議」。
同展は、2012年の世界文化遺産登録を目指す静岡・山梨県のサポートを行う同法人が、世界文化遺産登録によって富士山の美しい景観を守り、人類共通の宝物として未来の世代に引き継いでいくなどの活動の一環として開く。
大山さんは1952(昭和27)年生まれ。日本各地を放浪しながら、独学で写真家活動を始め、1976(昭和51)年から富士山の撮影に打ち込み始める。1990年には富士河口湖町に自らの手で家を建て、富士山写真の撮影拠点にしている。今回は、大山さんが大判カメラによって撮影した四季折々の表情を見せる富士山の写真を展示している。
7月11日には、富士山をスキーで滑降したこともある国際的冒険家・三浦雄一郎さんによるトークショーも行う。開催時間は14時~15時、定員は300人。入場無料。事前予約制(電話または1階インフォメーションで受け付ける)。
開館時間は10時~19時。入場無料。7月29日まで。