東京タワー(港区芝公園4)で6月1日から、今年で6回目を迎える夏のイルミネーション企画「天の川イルミネーション」の点灯が始まる。
同イベントは、夜空に輝く無数の星を青色、その中心を流れる「天の川」を白色のLED電球で表現。地上150メートルの大展望台の一角に夏の夜空にかかる「天の川」に見立てて輝くもので、前回約1万個だったLEDを今回は1万5000個ほどに増やした。
「毎日0時の消灯の瞬間を恋人と一緒に見ると幸せになれる」という都市伝説がある「恋の名所」東京タワー。同イベントでも、赤色の織姫星(織姫)と白色の牽牛星(彦星)が天の川の中で輝くほか不定期に流れ星が現れるなどの演出も。日が暮れるにつれてイルミネーションの光が展望台のガラスに写り込むことで、夜景の上空に本物の星が流れているようなロマンチックな空間を作り出す。
同施設企画部の清水綾子さんは「前回は流れ星の時間が決まっていたが、今回は不定期なので、偶然見ることができた人の願いがかなうようにとの意味が込められている」と話す。
当日19時から行われる点灯式には、「AKB48」メンバーで東京タワーイメージガールの梅田彩佳さん、藤江れいなさん、近野莉菜さんが浴衣姿で登場する。
営業時間は9時~22時。入場料(大展望台)は一般820円ほか。7月11日まで。