六本木ヒルズの屋外展望フロア「スカイデッキ」(港区六本木6)で6月21日・26日・7月7日、「六本木天文クラブ」イベントとして「ライトダウンキャンペーン『スカイデッキ観望会』」が開催される。
同クラブは六本木ヒルズで行う天文イベントの総称で、昨年6 月21 日に発足。スカイデッキでの観望会をはじめ、天文セミナーやワークショップなどを行っている。
発足1周年となる今年は、環境省が実施する「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」(6月20日~7月7日)に合わせて同イベントを企画した。
夏至に当たる21日と7月7日は、同キャンペーンで20時から22時までの2時間を、特別実施日として、全国のライトアップ施設や各家庭のあかりの「ライトダウン」を呼びかけているため、街の明かりが消えるため星が見えやすくなり、26日は月食(月の出は18時56分、月食の開始は19時16分)に当たる。
オープンエアの展望施設としては日本一の高さ(海抜270 メートル)に位置するスカイデッキでは、視界を遮られることなく地平線を見渡せるため、月の出から始まる月食を都心で鑑賞するには「最適な場所」だという。
同イベントでは、スカイデッキ上に天体望遠鏡を設置。専門家の解説の下、星や月食を楽しめる。
森ビル広報担当の水口寿美さんは、「都心だと星が見えないイメージがあるが、スカイデッキでは思った以上に見える。会社帰りでもフラッと立ち寄っていただければ」と話す。
開催時間は、21日=19時~21時、26日18時30分~21時、7月7日19時~21時(いずれも雨天・曇天の場合は中止)。参加は無料(スカイデッキへの入場料のみ)。