西麻布の伊レストランがオステリアに-「ワインを気軽に飲める」店目指す

リニューアルで新たに設置したバーカウンター。

リニューアルで新たに設置したバーカウンター。

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 西麻布のイタリアンレストラン「LA GRADISCA(ラ・グラディスカ)」(港区西麻布3)が8月1日、「オステリア i VIGNERI(イ・ヴィニェーリ)」(TEL 03-5918-7055)としてリニューアルオープンした。

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 ラ・グラディスカはこれまでリストランテとして魚介を中心としたコース料理やアラカルトを提供していたが、「もっとたくさんのワインを気軽に楽しんでもらいたい」とオステリアにリニューアル。落ち着いて食事を楽しめるテーブル席のほかに、「軽く一杯」のスペースとしてバーカウンターを新たに設けた。

 店舗面積は約26坪、席数は38席。天井まで約3メートルの高さがある店内は重厚な雰囲気を醸し出す一方、フェデリコ・フェリーニ監督のイラストや絵画などをディスプレーすることでカジュアルさも演出した。

 メニューは、三重県の尾瀬や静岡県沼津から直送で仕入れる新鮮な魚介を中心としたイタリアンにくわえ、タパスや一品料理などのスペイン料理を提供する。
 「イワシのコンフィ 野菜のベネチア風ソース」(2ピース700円)、「本日の鮮魚のフリットミスト ハーブのソース」(1,500円)などのほか、「いさきのマリネ」(600円)、「赤鯖のエスカベージュ オレンジとレモンの香り」(800円)などの日替わりメニューも用意。料理はすべてアラカルトで提供するがコース料理にも対応する。

 ドリンクは、イタリア・フランス・スペインなどヨーロッパ各国のワインを常時400種類そろえ、飲みごろ・季節・料理に合わせたものを提供するほか、グラスワイン(800円~)は赤5種類、白4種類、シャンパン2種類を日替わりで用意。そのほか、ビール(800円)、カクテル(800円~)、ソフトドリンク(500円~)なども。

 スペイン料理の担当シェフでマネジャーの小黒和美さんは「バーカウンターでは、立ち飲み感覚でワインを楽しんでもらいたい」とし、料理については、「イタリアとスペインの良い部分を融合して進化していければ」と意気込む。

 営業時間は18時~翌2時。日曜定休。

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