東京ミッドタウン・ガーデン(港区赤坂9)の「21_21 DESIGN SIGHT」(TEL 03-3475-2121)で11月16日から、デザイナーの三宅一生さんがディレクターを務める「REALITY LAB-再生・再創造」展が開催される。
同展は、1970年代から産地や各地の工場を訪ね、活気ある現場との関係を築きながら衣服を作ってきた三宅さんが、これまでに考えを語り合ってきたデザイナーやアーティスト、科学者や企業による作品とともに、未来に向けたメッセージを提示する企画展。未来を見据え、現実化していくデザインや「想像の可能性」を探る。
三宅さんをはじめ、アートディレクターの浅葉克己さん、惑星物理学者の松井孝典さん、映像ディレクター・デザイナーのパスカル・ルランさん、フォトグラファーの岩崎寛さん、コンピュータ・サイエンティストの三谷純さん、ドキュメンタリー映像作家の平野まゆさんと米本直樹さん、伊勢谷友介さんを代表とした「REBIRTH PROJECT(リバース プロジェクト)」などのクリエーターが参加する。
会場では、平面から立体へ姿を変える衣服のシリーズ「132 5. ISSEY MIYAKE」、照明器具「IN-EI ISSEY MIYAKE」、宇宙から地球にやってきた隕石に目を向け、宇宙や地球の視点から人間そのものを俯瞰したポスターシリーズのほか、衣服の素材開発から人の手に渡るまでを捉えたドキュメンタリー映像、「立体折り紙」の第一人者である三谷さんとさまざまなデザインワークを展開する「WOW」がコラボレーションしたインスタレーション作品などを展示。そのほかトークイベントやワークショップなども予定している。
開催時間は11時~20時。入場料は、一般=1,000円、大学生=800円、中高生=500円、小学生以下無料。休館日は11月30日、12月14日。12月26日まで。